2月6日の日記

2012年2月5日 読書
土曜の飲み会に参加した方々はお疲れ様でした。
久々に会った人がいてもあんまそういう気がしないのはウチのサークルの凄い所な気がします。

今回は蔵に行きませんでしたが、気兼ねなくアレな話ができるあの店の良さに気づけましたね。
普通の居酒屋でパイコキパイコキ言った後、ふと店内を見渡して他の客の静けさに気づく。あの感覚は筆舌に尽くしがたいコキ。

あ、パイコキとEVOLは切ろうかと思います。
どっちも理由は共通していて、生々しさというか品の無さがきつい。

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ゲーム。

フォトカノが出ましたね。賢明なるこの日記の読者の皆様には説明不要かと思われますが、ベンさんがいかにも好きそうなあのギャルゲーです。
で、飲み会の時にベンさんに聞いてみたんですよ。

「ベンさんフォトカノ何本買いました?」
「一本も買ってねぇよ」

ショックでしたね。
だってベんさんの好きなキミキス・アマガミの系譜じゃないですか。主人公の趣味もカメラで女の子を撮るとかベンさんそのものじゃないですか。声優も伊藤かな恵と中原麻衣じゃないですか。ベンさんの好きなものと好きなものと好きなものを全部ブチ込んだハンバーグカレースパゲッティ的なゲームじゃないですか。いや、ハンバーグカレースパゲッティが好きかは解りませんが、そういう感じじゃないですか。

そんなゲームをベンさんが買わないはずがないし、「フォトカノ買いました?」じゃベンさんのアイデンティティを疑っているようで失礼になる、そう思ったから「何本買いました?」って聞き方したのに「一本も買ってねぇよ」ですからね。

飲み会の時もそういう話があったけど、趣味は一本筋が通ってて欲しいじゃないですか。急に手のひら返したり、それまで培ってきたものをクズ同然に捨てる、あの男の在り方は恐ろしいじゃないですか。
まあ冷静に考えるとベンさんはフォトカノを捨てる以前に拾ってもいないのでこんな事言われても困るのかもしれませんが。

仕方ない、ベンさんの代わりに俺が突撃するしかないか・・・

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小説。

・神の左手
海外で売れてるらしいダークファンタジー。
某所で俄かに話題になってたので、将来映画化あたりされた時に「神の左手?ああ、The Left Hand of Godか。昔原作読んだな」と必殺のドヤ顔する為に読んでみた。

あらすじ
あたり一面不毛の荒野にそびえる超巨大な建物―「サンクチュアリ(聖域)」。縦横無尽に迷路が走るこの場所は、その名に反して監獄とも修道院ともつかない恐怖の迷宮。自らを救世主と呼ぶ謎の集団が支配するここには、10歳にも満たない男の子たちが次から次へと連れてこられる。食事は最悪、規則を破れば死にも至る刑罰、友人は禁止、知識を求めるなどもってのほか。10年にも及ぶ訓練を経て、彼らはいずこへか送り出される。そしてその目的は誰も知らない…。嘘と裏切りと抑圧に満ちたこの世界で、他人には決して心を開かない14歳のケイルは、殺人がらみのいまわしい事件に巻き込まれ、仲間二人との脱出を余儀なくされる。その逃亡をきっかけに一気に加速する物語!神は彼らにいったい何をさせたいのか。


率直な感想を言うと、章ごとならまだしも段落ごとにキャラの視点がグルグル変わるので読みにくいしキャラクターに感情移入もし辛かったです。
しかしながら要所要所の緊迫感や盛り上がり、カタルシスは凄まじく、後半は手を震わせながら一気に読んでしまった。

海外ファンタジーって世界観や台詞が日本でいう厨二に近いものがあるし、この作品だと主人公の設定もかなりヤバイのでそういうのが好きな人にはオススメしたいんですが、これは三部作の一作目という事でプロローグに過ぎず、高くて読みづらいハードカバーなので完結して文庫化されたりしたら改めてオススメしよう。
俺はamazonのマケプレで買ったから1000円ちょいだったし、電車の中で頑張って読んだけど。
電子書籍が主流になったらハードカバー無くなるのかな?個人的には是非そうなって欲しいけれど。

ちなみに翻訳者は金原ひとみの父親の金原瑞人さん。ラノベ作家の古橋さんや秋山さんのゼミの先生らしいので知ってる人もいるんだろうか。

次はDiaryNoteとかで話題になっているあのラノベ読むよ!

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