3月11日の日記

生きてるよ。

テキトーに地震の事書くか。

15時前ぐらいだっけ？職場全体が軽く揺れているのに気づく。
中々収まらないので、「長くね？ｗ」なんて半笑いな同僚を尻目に颯爽と机の下に潜る俺。直後に机の上の機材が次々と落ちてきて「ああ、ン万円の機材がゴミのようだ」なんて暢気な事を思いつつ、大型ディスプレイが目の前に落ちてきた時は「あ、もしかして死ぬのかなコレ」と覚悟する。なんせ生涯初めての大地震なもんで。

揺れが収まった後は本社ビルに移動。
少しでも情報が知りたいのに、そこにはテレビが何十台もありながら見れるテレビはないというアホらしい状況。
しかしそこで我が社の新製品の登場。置物と化していたテレビにデジタル放送が！
わぁ、地震の時もこれがあれば心配ゴム用だねビヨーン。

で、状況を確認。電車では帰れなそうな事を知る。それ所じゃなさそうな事も知る。
そしてビルのスピーカーからは「このビルには全従業員が2,3日食べれるだけの食料が確保してあります。だから心配ゴム用ビヨビヨーン。」的なアナウンスが流れる。
でもどうせアレだろ、ウチの会社がプッシュしまくってるけどあんま人気ない例のキャラクターのクッキーとかだろ。こんな会社にいられるか！俺は家に帰るぞ！
というワケで歩いて帰宅。
車道も歩道も超混んでた。多分、ほとんどの人が早く家に帰りたい、家族の安否を知りたいと思ってたんだろう。
あと飯屋にも沢山の人がいた。晩飯にしては早い時間だったけど、「とりあえず食べれるうちに食べときたい」って思うもんなんだろう。俺もやよい軒で食べたよ。

で、電車で30分かかる所を1時間半かけて帰宅。
帰ったらスバルもシャロも棚から落ちてんだろーなって思ったらスバルは崖っぷちで耐えてた。シャロはふっ飛んでた。スバルとシャロ、どうして差がついたか。大きさの違い。
あとの被害は、アニメ見ながらすぐ手に取れるよう平積みしてたみつどもえの単行本が崩れてたぐらい。

解ってた事だが、あんま面白くはならねぇな。面白くしてもアレだしな。

まだ家族の何人かと知り合いの多くの安否を知らないのだけど、僕の家族や友人達が無事でいますように、なんて書くと「家族や友人以外はどうでもいいのかよ！」って思われたりするんだろうか？
じゃあ全銀河の人々が無事でいますように。