MF文庫から『喰-kuu-』2巻がもうすぐ出る新進気鋭のラノベ作家、内田俊先生のメガミノベル金賞受賞作『倒錯クロスファイト』読んだよ。
ちょっぴり説明口調な気もするけどまあ気にすんなよ。
以前書き忘れた『喰』の分も併せて、好き勝手書くとするぜ!
『喰』は大食いに青春を賭ける人達の話で、『倒錯クロスファイト』はストッキングやショーツに人生を賭ける人達の話。
これだけだとどちらもキワモノに思えるというか実際キワモノで人を選ぶジャンルだとは思うんだけど、一皮向けば笑いあり燃えありロリありの正統派ラノベ、だと思う、多分。
ただ昨今にしては珍しく、シリアスが強めかな。喰でヒロインが主人公に向けて放つ「食神を食べきれたら付き合う」という言葉の真意、倒錯~の主人公の武器であるストッキングの本当の使い方、そういう序盤に提示されるテーマが物語のラストにガッチリ嵌ってるのは素直に素晴らしかったと思うしこの二つの作品が抜き出てる部分だと思う。
どちらが面白かったと言えば、難しいな。
話自体は喰の方がストレートに熱くて面白かったんだけど、ライトノベルっぽくないというか読み応えがライトではなかった。
個人的には昼休みにご飯食べた後に本読むのもあって、お腹一杯の時に大食い描写を読むのは結構辛かった。それは個人的すぎるとしても、文章が緻密であればあるほど、盛り上がれば盛り上がるほど読んでてキツくなってくるのは大食いモノの宿命だろうか。あと下ネタ多すぎ。
反面、倒錯クロスファイトの方は馬鹿馬鹿しくて読みやすい。特に序盤、布戦争開幕部分は疾走感があり一気に引き込まれた。正直、ここだけ読むとメガミの方が編集仕事してそうだと思った。
イラストに関しては、倒錯~はかなり良かった。
女の子は普通に可愛いし、ショーツ仮面のインパクトは凄いし、何より主人公のストなんとかさんの絵がイカしてる。ストさんは愛され系主人公になれる。
で、喰の方だけど、俺はわいるどぴっちから住所未定まで読んでるまりお金田好きだけど、これは別にまりお金田先生である必要はない気がする。普通すぎる。
気になったのはシリアス・ギャグ・ラブの配分。
前述の通り、両方とも設定はキワモノながらシリアスな部分が多い。
倒錯~の方はそれが「こいつ文字だけだとカッコイイけど実際にはパンツ被ってんだよな」っていう面白さに繋がってると思うけど、もっとストレートにバカやってくれるのを期待していた所もある。逆に喰の方はいっそギャグ全部切っても良かったぐらい。
個人的にラブはそこまで重要視してないけど、シリアスとギャグが完璧に配分、調和された時にインデックスもバカテスも化物語をも越える作品、そしてモンスター作家内田大先生が完成する気がしなくもない。
みんな今の内にこの株買っとこうぜ!
ちょっぴり説明口調な気もするけどまあ気にすんなよ。
以前書き忘れた『喰』の分も併せて、好き勝手書くとするぜ!
『喰』は大食いに青春を賭ける人達の話で、『倒錯クロスファイト』はストッキングやショーツに人生を賭ける人達の話。
これだけだとどちらもキワモノに思えるというか実際キワモノで人を選ぶジャンルだとは思うんだけど、一皮向けば笑いあり燃えありロリありの正統派ラノベ、だと思う、多分。
ただ昨今にしては珍しく、シリアスが強めかな。喰でヒロインが主人公に向けて放つ「食神を食べきれたら付き合う」という言葉の真意、倒錯~の主人公の武器であるストッキングの本当の使い方、そういう序盤に提示されるテーマが物語のラストにガッチリ嵌ってるのは素直に素晴らしかったと思うしこの二つの作品が抜き出てる部分だと思う。
どちらが面白かったと言えば、難しいな。
話自体は喰の方がストレートに熱くて面白かったんだけど、ライトノベルっぽくないというか読み応えがライトではなかった。
個人的には昼休みにご飯食べた後に本読むのもあって、お腹一杯の時に大食い描写を読むのは結構辛かった。それは個人的すぎるとしても、文章が緻密であればあるほど、盛り上がれば盛り上がるほど読んでてキツくなってくるのは大食いモノの宿命だろうか。あと下ネタ多すぎ。
反面、倒錯クロスファイトの方は馬鹿馬鹿しくて読みやすい。特に序盤、布戦争開幕部分は疾走感があり一気に引き込まれた。正直、ここだけ読むとメガミの方が編集仕事してそうだと思った。
イラストに関しては、倒錯~はかなり良かった。
女の子は普通に可愛いし、ショーツ仮面のインパクトは凄いし、何より主人公のストなんとかさんの絵がイカしてる。ストさんは愛され系主人公になれる。
で、喰の方だけど、俺はわいるどぴっちから住所未定まで読んでるまりお金田好きだけど、これは別にまりお金田先生である必要はない気がする。普通すぎる。
気になったのはシリアス・ギャグ・ラブの配分。
前述の通り、両方とも設定はキワモノながらシリアスな部分が多い。
倒錯~の方はそれが「こいつ文字だけだとカッコイイけど実際にはパンツ被ってんだよな」っていう面白さに繋がってると思うけど、もっとストレートにバカやってくれるのを期待していた所もある。逆に喰の方はいっそギャグ全部切っても良かったぐらい。
個人的にラブはそこまで重要視してないけど、シリアスとギャグが完璧に配分、調和された時にインデックスもバカテスも化物語をも越える作品、そしてモンスター作家内田大先生が完成する気がしなくもない。
みんな今の内にこの株買っとこうぜ!
コメント