妖怪ダラダラ
妖怪ダラダラ
家でダラダラとゲームしてばかりの毎日に嫌気がさしてきたので
漫画喫茶でダラダラと漫画を読んできた。

面白かった漫画の感想を書いてみる。

・マギ
少年アラジンと仲間達が秘宝を求めて
世界各地のダンジョンを攻略していくというお話。

ゆうすけさんオススメらしいので読んでみたけど、確かに結構面白かった。同作者の『すもももももも』より好きかな。こんな風にガチで冒険している少年漫画は逆に珍しい気がする。
ただ奴隷が容赦の無い虐待を受けてたりレイプを匂わせる描写があったり、少年漫画にしてはブラックな箇所があって、ちょっと重い。
まぁ「『すもももももも』と同じ作者とは思えない!」ってほどではないかな。すももは基本的にはギャグと萌えを押し出していたけど、終盤は敵がクズだったり、主人公やすももは決死の覚悟を持って敵と戦ってたりしたから、ノリはそこまで変わらん気がする。

最近読んだサンデー漫画はコレとトラウマイスタなので、俺の中でサンデー漫画=絵の綺麗なチャンピオン漫画って認識になりつつあるんだが、多分違うよね。

・ウルフガイ
原作:平井和正 脚本:田畑由秋 作監:余湖裕輝 作画:泉谷あゆみ
印税は4分割なんだろうか。それはまあどうでもいいとして。

暴力が支配する学園に狼男の主人公が転校してくるお話。
ジャンルは学園ジュブナイルでいいんだろうか。昭和ジュブナイル、の方がいいだろうか。ともかくそんな感じ。
↑のマギで「レイプを匂わせる描写があってちょっと重い」みたいな事描いたけど、こっちはガチでキャラがレイプされまくり。しかも男女平等だ。なんせヒロインからしてレイプ経験アリのバツイチ女教師。仕方ないよ、先生エロすぎるもの。まあこっちはヤングチャンピオンだし、その重さがウリというかメインテーマなのでOK。あと処女厨は氏ね。

何で今更ウルフガイを漫画化?と思ったけど、読んでみると今でも色あせない面白さを持ってる作品だし、「悩みながらも戦う強い主人公と、それを見守る女性」っていう昭和の図式は一回りして新鮮。ハードな所も『コミックマスターJ』『アクメツ』コンビの作風に合ってる。いつも以上に演出が濃すぎる気もするけど。
最近の学園モノは萌え漫画ばかりで飽き飽きだよ!おぼこ娘が持てはやされる今の業界にはウンザリだよ!って人には是非読んで貰いたい。

ちなみに細部は現代風にリメイクされてて携帯や動画サイトが出てきたり、基本的には上手くアレンジしてると思うんだけど、学校に行くのをやめた主人公が本屋で会いたくない同級生と会ってしまった時の
「俺には本屋に行く自由もないのか。本は全部Amazonで買えというのか!」
って慟哭するシーンは噴いた。Amazon使えるならAmazonで買っとけよ。

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