かわいいかどうかは意見が分かれる

フレッシュプリキュアのぬいぐるみが欲しいんだけれど
きゃぴりん☆きっくを思い起こさせる造詣がちょっと気になる。

そして今、６年前にさわおの家でググった時ぶりに
きゃぴりん☆きっくでググってみたけど
絵がちょっと進化してるような、そうでもないような。
芸風は相変わらずだった。

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ジャンプSQで始まった武井先生の新作『機巧童子ULTIMO』を読んだ。

完全なる善の具現者である『ウルティモ』と完全なる悪の具現者である『バイス』。二人のカラクリ童子が様々な主の下で善と悪の定義を学び続け、時代を越えて戦い続けるっていうテーマは面白そう。盛り上がるまでには時間がかかりそうだけど、ジャンプSQなら打ち切りもなさそうなので気長に楽しみたい。

それにしても武井先生のキャラデザが妙に可愛くなってる気がする。
既にアニメ化まで計画されてるみたいなのでオタ向けにしたんだろうか。
なんかここまで可愛いと逆に最近のありきたりな萌えアニメチックで個人的にはちょっと微妙。マンキン後期ぐらいのいかにも少年漫画的かつ可愛い女の子が一番好みなんだよね。

原作に『スタン・リー』（スパイダーマンやX-MENの人）がクレジットされてるけど、どこまで噛んでるんだろ。流石にネームは書いてないよな。
俺はユンボルの『ゲンバー大王は現場主義』『ユデンの園』みたいな武井先生全開なセンスも好きなんだけど、今回はそういうのは控えめになりそうだ。

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週刊の方のジャンプの話。

先週のだけど、読み切りのブレイクダンスの漫画『ブチカマシ』がスゲー面白かった。ここ数年で読んだジャンプの読み切りの中じゃ屈指のデキじゃないかと思う。
それと同時に、連載向きじゃないよな、連載されてもすぐ打ち切りになっちゃうんだろうなと思うとなんだか虚しくなった。もし連載するなら俺の予想を覆して欲しいけれど。

マイスターの打ち切りは予想通りでした。

さて本題。

・バクマン
でこちんが書いてた、バクマンの中に出てきた俺って誰だろう。

１、ジャンプの編集部のやり方にケチをつけまくる、
　『ToLoveる』や『いちご100%』好きな若手漫画家
２、年長でありながら、うだつの上がらないベテランアシ
３、早くも小豆に目をつけ、ネットで騒いでるらしい声オタ

個人的にはどれも主人公達より共感できるんだよね。

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そしてずっと書こうと思ってたヤツ。長いよ。

『バクマンと声優論』

作中の中でも言われていますが、今のジャンプで人気作品になるには最初の数週のアンケートが重要な為、初っ端から敵を圧倒する主人公、才能に恵まれた主人公の作品が多いようです。
それにしたってバクマンはトントン拍子で主人公達が成功しすぎ、ほとんど挫折しないし邪すぎるから感情移入できないとの意見がよく聞かれます。
俺もそう思います。
どんな強敵も圧倒的するような才能ではなく、何度倒れても立ち上がる不屈の精神こそが少年漫画の主人公の強さであって欲しいし、そこにはもっと素直に応援できる真っ直ぐな情熱があって欲しい。

まあ主人公達が邪すぎるのはこの際、置いといて
（主人公達に限らず、ガモウ先生は極端な考えを敢えて描いてるでしょうし）

個人的な理由で、主人公はさっさと成功して欲しいです。
来週にでも主人公が連載を持ってアニメ化して小豆と結婚して欲しいと。

それは何故か。俺が元・声オタだからでしょう。

声オタは青田刈りが大好きです。
実際、テレビに映った小豆は既にチェックされているとの事。
だからもう既に向こうの世界の兄者みたいな人が小豆のイベント予定をチェックしているかもしれない。向こうの世界のベンさんみたいな人が『あずあずファンクラブ』みたいなホームページを立ち上げているかもしれない。向こうの世界の俺みたいな人が「これからは小豆の時代だな」とか2chに書き込んでいるかもしれない･･････

このままでは主人公の作品がアニメ化する前に小豆の名前が声優オタ達に知れ渡ってしまいます。そしてもし小豆にそういうファンがついてしまった後に主人公と結婚したら、向こうの世界の俺達はどうすればいいんでしょうか？

今の声優業界、特に女性声優は容姿やアイドル性が求められています。下手をすれば演技よりも。ハッキリ言って歪んでいます。でもこの歪んだ世界は声優にアイドル性を求めるオタクは勿論、オタク相手に金を稼ぎたい業界、そしてアイドルや歌手崩れの一部の声優によりもたらされた、持ちつ持たれつな世界なのです。これはこれで、あるべき姿なのです。

そこに今、「声優デビューできたら結婚」なんていう、ある意味主人公達よりも邪な小豆が乗り込んできてるのです。しかもおそらく、ド直球のアイドル声優として。俺はここに凄い嫌なものを感じてしまうのです。土足で俺の世界を踏みにじられてる気がするのです。

きっと苦難の末に主人公達は結ばれてハッピーエンドを迎えるのでしょう。
でもそれは俺たち声オタにとってはバッドエンディングであり敗北なのです。
だから俺は、この作品からはどうしようもない閉塞感と絶望感を感じてしまうのです。

こういう事書くとネタだろうと思われるかもしれないけど、本気です。
本気と書いてガチと読む。

結論。
バクマンは嫌いだけど面白いです。
くやしい、でも読んじゃう、、、みたいな？多分そんな感じ。