先日ヨシさんに「てめー奈々オタを自称するなら新曲の感想書けよ」的な事を言われたので7時間ぐらいかけて全力で書こうと思ったんだけど、
>全裸の自称スペイン人男、観光で皇居のお堀を遊泳
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081007/crm0810071354025-n1.htm
この面白ニュースの芸術的なコラ画像を必死に集めてたらこんな時間になってしまったので、新曲の感想は明日か明後日かまたいつかにするよ。
左団扇のレスだけしとこう。
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>弟子さん
ありがとう。かけた時間を想像するとディスプレイの前で合掌せざるをえない。
で、その感想。
弟子さんらしい緻密で激しいプロットで、驚き、学び、畏敬の念を抱いた。
ただ俺は、シリアスすぎるとも思った。
強烈なパンチでダウンさせた相手を更にマウントしてボコボコにするような容赦の無さを感じる。嫌な言い方すると、作者のヘッドトリップに読者はついてこれないんじゃないかと。
ここで、俺が考えるゆとりの嗜好。
ヤンは解りやすさが大事だと言った。一理ある。
だが俺がもう一つ「なるほど」と思った意見。
それは2ch週刊少年漫画板のジャンプスレで目にした、こんな風な一文。
「最近、天才型主人公が増えてるのは、ゆとりが緊迫感を嫌うからだ。テニスの王子様のように主人公が圧倒的力でライバルを下す。そういう展開の方が圧倒的にアンケート受けがいい」
「武装錬金は主人公が人類の敵になり、錬金船団(以前の味方)に追われるようになってからアンケートが一気に悪くなった。先の見えない閉塞感、主人公の絶望的な状況に読者が嫌になってしまったからだ」
何が言いたいかっていうと、ゆとりというか、そこまでいかなくとも中高生の若い読者は「ヌルい」作品が好きというか、そういう作品に慣れてると思うんだよ。ラノベにヌルい作品が多いのも、あえてそうしてるからだと思うんだ。
弟子さんはシリアスな展開や緊迫感を突き詰めてるけど、俺はそこまでしなくてもいいかなと。起・承・転・結にそれぞれ一個づつ何かあればいいかなぐらい。
実は、俺は別に生命倫理とか謳い上げたいワケじゃないんだ。ハッキリ言ってそんなの読者の大多数はどうだっていいだろうし、俺も割とどうだっていい。
俺が描きたかったのは・・・・・・それは本編で語る事にしよう。
勿論、インパクトは大事だ。でももっと大事なのは読者が息を吸いやすいリズムを作ってやる事なんじゃないだろうか。
前から思ってたんだけど、1冊200~300Pで読者を圧倒する作品を作るのは難しい。
だから俺はあえてヌルめで中途半端で判定勝ち程度の作品を目指そうと思った。
今年の電撃の『きみのための物語』はよくまとまってたけど、設定からオチまでジャブ連打だし、『under』なんて大振りパンチ連打して、読者がやれやれと見切ろうとした所で本命打を一発ぶちかます感じだったし。あれぐらいのバランスが一見さん相手には丁度いいんじゃないだろうか。
何はともあれ、演出を作れない文章力の低さが問題だとは思うので、そこはもう少しなんとかするよ。
話変わるけど、俺がプロットに書かなかった「あそこはあんな感じにしよう」と頭の中だけで思っていた所が幾つか弟子ver.プロットにも入っていて驚いた。弟子の勘がいいのか、ありきたりなアイディアなのか、それとも作者が描きたいのと読者が求める展開が一致する理想的なアレなのか。
あと考えもしなかった面白そうなアイディアはパクパクと頂きます。召し上がれ。
そんで賞取って弟子さんに悔しい想いさせたいぜ。
あ、一応消しとくわ。
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せっかくくれたプロットの返事としてはアレなようにも思えるが、
俺達はこうした殴り合いでしか語れない、という事にしておこう。
>全裸の自称スペイン人男、観光で皇居のお堀を遊泳
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081007/crm0810071354025-n1.htm
この面白ニュースの芸術的なコラ画像を必死に集めてたらこんな時間になってしまったので、新曲の感想は明日か明後日かまたいつかにするよ。
左団扇のレスだけしとこう。
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>弟子さん
ありがとう。かけた時間を想像するとディスプレイの前で合掌せざるをえない。
で、その感想。
弟子さんらしい緻密で激しいプロットで、驚き、学び、畏敬の念を抱いた。
ただ俺は、シリアスすぎるとも思った。
強烈なパンチでダウンさせた相手を更にマウントしてボコボコにするような容赦の無さを感じる。嫌な言い方すると、作者のヘッドトリップに読者はついてこれないんじゃないかと。
ここで、俺が考えるゆとりの嗜好。
ヤンは解りやすさが大事だと言った。一理ある。
だが俺がもう一つ「なるほど」と思った意見。
それは2ch週刊少年漫画板のジャンプスレで目にした、こんな風な一文。
「最近、天才型主人公が増えてるのは、ゆとりが緊迫感を嫌うからだ。テニスの王子様のように主人公が圧倒的力でライバルを下す。そういう展開の方が圧倒的にアンケート受けがいい」
「武装錬金は主人公が人類の敵になり、錬金船団(以前の味方)に追われるようになってからアンケートが一気に悪くなった。先の見えない閉塞感、主人公の絶望的な状況に読者が嫌になってしまったからだ」
何が言いたいかっていうと、ゆとりというか、そこまでいかなくとも中高生の若い読者は「ヌルい」作品が好きというか、そういう作品に慣れてると思うんだよ。ラノベにヌルい作品が多いのも、あえてそうしてるからだと思うんだ。
弟子さんはシリアスな展開や緊迫感を突き詰めてるけど、俺はそこまでしなくてもいいかなと。起・承・転・結にそれぞれ一個づつ何かあればいいかなぐらい。
実は、俺は別に生命倫理とか謳い上げたいワケじゃないんだ。ハッキリ言ってそんなの読者の大多数はどうだっていいだろうし、俺も割とどうだっていい。
俺が描きたかったのは・・・・・・それは本編で語る事にしよう。
勿論、インパクトは大事だ。でももっと大事なのは読者が息を吸いやすいリズムを作ってやる事なんじゃないだろうか。
前から思ってたんだけど、1冊200~300Pで読者を圧倒する作品を作るのは難しい。
だから俺はあえてヌルめで中途半端で判定勝ち程度の作品を目指そうと思った。
今年の電撃の『きみのための物語』はよくまとまってたけど、設定からオチまでジャブ連打だし、『under』なんて大振りパンチ連打して、読者がやれやれと見切ろうとした所で本命打を一発ぶちかます感じだったし。あれぐらいのバランスが一見さん相手には丁度いいんじゃないだろうか。
何はともあれ、演出を作れない文章力の低さが問題だとは思うので、そこはもう少しなんとかするよ。
話変わるけど、俺がプロットに書かなかった「あそこはあんな感じにしよう」と頭の中だけで思っていた所が幾つか弟子ver.プロットにも入っていて驚いた。弟子の勘がいいのか、ありきたりなアイディアなのか、それとも作者が描きたいのと読者が求める展開が一致する理想的なアレなのか。
あと考えもしなかった面白そうなアイディアはパクパクと頂きます。召し上がれ。
そんで賞取って弟子さんに悔しい想いさせたいぜ。
あ、一応消しとくわ。
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せっかくくれたプロットの返事としてはアレなようにも思えるが、
俺達はこうした殴り合いでしか語れない、という事にしておこう。
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