ザンギエフに波動拳はいらない
2007年8月15日
爆釣爆釣、と思ってたら
釣り上げたのはDIO様が入ってる棺桶だった的な。
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今回の日記は弟子やジョーさんへの長々としたレスだけで終わりますが、どういう趣旨かというと「ザンギエフに波動拳は必要かどうか」という話であり「いるんじゃね?」「いらないんじゃね?」と
それだけ考えてくれたら、他の人はスルーしていいです。
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>弟子
「言葉に対する認識の違いかな」
の一言で済まそうかと思ったけど、そういう思考停止は好きじゃないし、
人もオタも話せば歩み寄れると信じているので書くよ。
昨日の日記に関して言えば、世間でのゼロ魔の評価やヤマグチノボル先生の「『文章力』なんて存在しない」っていう言葉に引っ張られて書いたってのが、まず一つ目。
これの作者が「文章力ゼロ」っていうのが世間の認識なら、じゃあ彼は何が優れているのか、それを考えてみよう、っていうスタンスからスタート。
まずスタートからして弟子とは考えが違うワケだけど、今回はコレで続けるよ。
↑を踏まえて俺が小説の要素を解体するとしたら
『文章力』『センス』『構成力』『アイディア』etc、、、って感じかな。
でも、これらはベン図にすると大いに重なる部分があって。
『文章力』の第一前提は文章の密度。
それをまとめ上げるリズムっていうのもあるけど、それには『センス』も絡む。
センスは自分のリズムと読者のリズムを一致できる力、
リアルに置き換えると空気を読む力みたいな意味合い。
いかにスピーチ(文章力)が上手くとも、空気が読めなければウザいという事。
つまり糞虫はウザいという事。
で、第一前提として、ゼロ魔は文章に密度がないから、『文章力』に高い点をつけない。でも、この人ならではのリズムが作れてて、書くべき事も書けてる。だから『センス』の方に高い点をつける。そういう採点方法を取った。
大事なのは、『文章力』の点が低いと総合点も低くなるのかというと全然そんな事はなく、あくまで要素を解体した時の点を示しているに過ぎないという事。
俺が批判してる「最近のラノベは饒舌すぎる」っていうのは、心理描写もそうだけど、会話に多いかな。文章の密度を高めようとして、ネタの量を増やそうとして、リズムが滅茶苦茶。
しかも「作者は書きたいんだろうけど、読者にしてみれば別に面白くない」という『センス』の無さも露呈してしまっている。空気が読めてない。リアルなら「黙れ糞虫」という事。
だったら無理しないで自分だけのリズムを探した方がいいよ、っていう話。これが一番したかった。
で、ジョーさんへの誤解も解いておきたいんですが
俺は西尾維新が文章力がある、なんてあまり思ってません。それは語弊があります。長々と説明した通り、前の日記に書いた通り、『センス』があると思ってるのです。
というかジョーさんの日記を読む限り、お互い似たような事考えてるんじゃないかと思ってますよ。
弟子さんは最後に俺の文章を読み違えてた的な事も書いてあるので
それが解らないから深くは突っ込めないんだけど、そんな感じ。
ますます誤解が深まらない事を祈るよ。
俺の考えも刻一刻と変わってるしね。60歳での完成を目指してるから。
もし話したいなら、また今度飲みの席の時にでも。
釣り上げたのはDIO様が入ってる棺桶だった的な。
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今回の日記は弟子やジョーさんへの長々としたレスだけで終わりますが、どういう趣旨かというと「ザンギエフに波動拳は必要かどうか」という話であり「いるんじゃね?」「いらないんじゃね?」と
それだけ考えてくれたら、他の人はスルーしていいです。
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>弟子
「言葉に対する認識の違いかな」
の一言で済まそうかと思ったけど、そういう思考停止は好きじゃないし、
人もオタも話せば歩み寄れると信じているので書くよ。
昨日の日記に関して言えば、世間でのゼロ魔の評価やヤマグチノボル先生の「『文章力』なんて存在しない」っていう言葉に引っ張られて書いたってのが、まず一つ目。
これの作者が「文章力ゼロ」っていうのが世間の認識なら、じゃあ彼は何が優れているのか、それを考えてみよう、っていうスタンスからスタート。
まずスタートからして弟子とは考えが違うワケだけど、今回はコレで続けるよ。
↑を踏まえて俺が小説の要素を解体するとしたら
『文章力』『センス』『構成力』『アイディア』etc、、、って感じかな。
でも、これらはベン図にすると大いに重なる部分があって。
『文章力』の第一前提は文章の密度。
それをまとめ上げるリズムっていうのもあるけど、それには『センス』も絡む。
センスは自分のリズムと読者のリズムを一致できる力、
リアルに置き換えると空気を読む力みたいな意味合い。
いかにスピーチ(文章力)が上手くとも、空気が読めなければウザいという事。
つまり糞虫はウザいという事。
で、第一前提として、ゼロ魔は文章に密度がないから、『文章力』に高い点をつけない。でも、この人ならではのリズムが作れてて、書くべき事も書けてる。だから『センス』の方に高い点をつける。そういう採点方法を取った。
大事なのは、『文章力』の点が低いと総合点も低くなるのかというと全然そんな事はなく、あくまで要素を解体した時の点を示しているに過ぎないという事。
俺が批判してる「最近のラノベは饒舌すぎる」っていうのは、心理描写もそうだけど、会話に多いかな。文章の密度を高めようとして、ネタの量を増やそうとして、リズムが滅茶苦茶。
しかも「作者は書きたいんだろうけど、読者にしてみれば別に面白くない」という『センス』の無さも露呈してしまっている。空気が読めてない。リアルなら「黙れ糞虫」という事。
だったら無理しないで自分だけのリズムを探した方がいいよ、っていう話。これが一番したかった。
で、ジョーさんへの誤解も解いておきたいんですが
俺は西尾維新が文章力がある、なんてあまり思ってません。それは語弊があります。長々と説明した通り、前の日記に書いた通り、『センス』があると思ってるのです。
というかジョーさんの日記を読む限り、お互い似たような事考えてるんじゃないかと思ってますよ。
弟子さんは最後に俺の文章を読み違えてた的な事も書いてあるので
それが解らないから深くは突っ込めないんだけど、そんな感じ。
ますます誤解が深まらない事を祈るよ。
俺の考えも刻一刻と変わってるしね。60歳での完成を目指してるから。
もし話したいなら、また今度飲みの席の時にでも。
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