超人達の闘技場―らぶドルLive―

「飛べっこないよ。僕らには羽がないもの」
そう言ってうつむく僕に
あの人はそっと一枚のチケットを渡してくれた。

　らぶドル　First　Live　in　YOKOHAMA　BLITZ

というワケで、ベンさん＆兄者とらぶドルのライブ行ってきました。

いや、いつもイベントでは飛んでるワケですけどね。それでも、こういうポエミーな入り方をせざるを得ないぐらい、久しぶりに凄いイベントで、飛びまくりでした。
何が凄かったって、集まったオタ達の盛り上がり方と熱気。だって、あのイベント馬鹿一代の兄者が「こいつら……馬鹿だ！」って言っちゃうぐらいですよ？百戦錬磨のベンさんも「ここ最近のイベントで一番はしゃいだかもしれない」みたいに言ってたし。俺も俺で、喉がオゲーってなるぐらい叫んだり、隣の兄者にサイリウムをブチ当てちゃうぐらい、はしゃぎましたよ。世界樹の迷宮風に例えるとヘルズクライ＆ハンマークラッシュの大ダメージコンボですよ。ごめんね兄者。

細かく見てくと。
開場前は三人とも割とローテンションで、どうしよっかー、適当に飛んでおくかー、みたいな感じだったんですよ。で、いざ開場してみるとベンさんが絶好調時のロナウジーニョのようにサイドをえぐるドリブルで左最前列に入り込む。おいおい、この人、実はやる気だよ！よーし負けないぞー！というワケで俺達も最前列を確保。おかげで舞台が無茶苦茶近かったです。どれぐらい近かったかというと（以下、秘密日記）

で、開演。
序盤から飛ばしまくりで、いきなり『LoveLoveLoveのせいなのよ！』に『GO↑GO↑☆PARTY』の大盛り上がりな二曲。ここでもうイデオンガンが撃てそうなぐらいにゲージ上昇。その後もデュオ、トリオの新曲披露したり、ソロも桃井とカナッペの曲で盛り上がり、会場は大興奮。この二人はステージ慣れもしてるし、いい感じにアクセントになってたと思う。特にカナッペはやりすぎなぐらい弾けてて、アドリブもかなり入れてたっぽい。流石ラムズの次期エースだぜ。今だから言える、らぶドルのキャスティングは神。絶対神。
そして最後にアンコールでもう一回『GO↑GO↑〜』と『LoveLoveLove〜』をかまし、会場はもうイデ暴走状態。危うく死ぬ所だったぜ。

ただ、ただね。二つだけ、ほんの二つだけ、ガッカリした事があるんですよ。

まず一つ。
らぶドル1話の冒頭で、ライブシーンがあるんですよ。今回はそれを再現したかのようにファンが大勢集まっていて、声優陣も「アニメの一話みたいだねー」って言ってたんですよ。
その時にね。
声優さんが「まるで夢みたい」って言ったんですよ。これはね、まぁらぶドル大好きな皆さんは当然知ってると思いますが、作中にもある台詞なんですよ。で、アニメではこれに対して観客の一人が「夢じゃないぞー」って返すじゃないですか。
でもね、実際には誰もそう返さなかったんですよ。
これ明らかに、声優さんのフリでしょ？いや、もしかしたらフリじゃないのかもしれないけど、らぶドルオタなら絶対にそう返すべきでしょ？でも誰も返さなかったんですよ。これにはガッカリでした。
一番許せないのは、それが解っていて、声を出せなかった俺自身なんだ。

そしてもう一つ。
チケットを取った時に「最前列だったら局部露出してやるよ」と豪語していたベンさん。
で、本当に最前列取ってしまったワケですよ。これはもう期待するでしょ？「ロマンス」や「スターダスト」をも越える、ベンさんの新オタ芸「エクスカリバー」に。中原麻衣だって後藤邑子だって、それ見たら指差して大喜びするに違いありませんからね。
……ガッカリですよ。

いや、でも本当に楽しいライブでした。ライブDVDも買うぜ。
もうこれほどのメンバーを集める事はそうできないだろうけど、だからこそ言いたい。
らぶドルフォーエバー。

あ、アニメフェアでも何かイベントやるんだっけ。よし、行くぜ。

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一個前の日記に「これからしばらくは朝に書こうかと」とか書いといて
舌の根も乾かぬ内にコレだけど、まぁ今回は見逃してくれよ。
これを書かずに寝るなんてできるワケないぜ。