CooL!! -強娘純恋歌- micro
2007年2月4日 ゲーム
それじゃあ、始めるぜ……
エロゲーガチレビュー第一回。『Cool!』
タイトルから大体解るとおり、強気な女の子が沢山出てくるよ!的エロゲー。
でも実際は案外そうでもない。強気じゃない子もいて、良くも悪くも普通の純愛系エロゲー。
しいて言うなら、凄いサクサクと進むのが特徴。
クライマックス付近で日数がバシバシと飛ばされるギャルゲーはよくあるけど、このゲームは「最初からクライマックスだぜ!」ってぐらい序盤からバシバシ飛ばされる。描写もアッサリ風味で、女の子と仲良くなるのも割とすぐだけど、仲良くなった後の描写はそれなり。
ただ全体的にヤマ無しオチ無しな感じ。
あと、確か序盤の共通ルートは「白バラの騎士に任命されるよう頑張ろう」みたいな話だったと思うんだけど、それをちゃんと追いかけてるのは氷澄ルートだけで、優奈ルートとかは、ほとんどそれを無視してるのが気になった。
中途半端に大筋があるのに、キャラが好き勝手やってしまっているので統一感が感じられない。んで作品全体の印象も軽くなってしまってる気がする。
とにかく、このゲームを一言で表すなら「軽い」。
要所要所は抑えてるから、それほど不満はないんだけど、多分一年後には忘れてしまっているゲーム。
でも、友人のアツシは中々悪くないキャラだと思う。どのシナリオでも上手く絡んでくるし、彼みたいなサブキャラがしっかりと描けている事は評価したい。
どうでもいいけど個人的に一番気になったのは、一部のCGの画像が立ち絵のキャラクターと違いすぎる事。これどこのビフォーアフターだよ!ってぐらい違う。
キャラ別に感想。
氷澄。
普通のクーデレ。そんなに悪くない。ただ、途中から口調が変わる事でデレを表現したかったのかもしれないけど、こういうキャラが口調崩すと違和感ある。唯一、白バラの騎士就任イベントがあるし、その他のイベント見てもメインっぽい。ただ肝心の白バラの騎士就任の儀式が回想でアッサリ流されるのはどうかと思った。しかも「僕は体育館の壇上でみんなに見られながら白バラの騎士就任式を行った。」+数行程度。
いくらなんでもコレはないだろ!(例の画像 って感じ。
カノン。
実は淫売キャラ。その一点でキャラとシナリオを作ろうとしてる。無理があるだろ。
純。
無抵抗の人間に暴力を振るう空手家。久しぶりに、本気でウンザリするキャラクター造詣を見た。語るに値しない。ライターと共に氏ね。
小夜子。
こういうキャラの造り方がわざとらしいというか、間違えてないか?「ほえ?」だの「はう〜」だの、どうかと思うんだが。
あと攻略中だとスゲー地雷女っぷりなのに、他のシナリオだと指咥えて見てるのが不気味。主人公を刺し殺しそうなもんだが。
そして一番感じたのは、ぶっちゃけこのキャラ、このエロゲーに出てくる必然性ないと思う。『強気な娘ばかりだと飽きるだろうから、こういうデレデレキャラも入れておこう』みたいな裏が透けて見える。正に『作った萌え』。
駄目です。これでは全く萌えません。
優奈。
ライターの人はこのキャラを一番書きたかったのかなと思う。
唯一ヤマがあるシナリオで、まぁそんなに悪くない。病気持ちってのはありきたりかもしれんけど、それでも眼が見えなくなるシーンは少し切なかった。
しかし、その後の結末に至るのが神速すぎて感動もクソもない。本当、軽い。
キャラ自体は割と好きかもしれない。
ただ、おっぱいキャラでおっぱいどうこう言う会話もあるのに肝心のおっぱいを活用したエロシーンが無いのはどうかと思う。
謝れ!おっぱいに謝れ!謝っても俺は許さないがな!いや別に構わないんだけど、どうかと思う。
おまけ
アツシ。
唯一マトモなキャラ。彼がいなかったら絶望して死んでた。
あと「気持ち悪!」って言い方が某氏まんまで噴いた。
主人公。
一人称「僕」っていうのがあんまり好きじゃない。
それと中盤でいきなり微妙な顔出すな。ビックリするだろうが。
で、点数。
システム:6(及第点。)
シナリオ:5(ただ一言。軽い。)
キャラ:5(悪くないキャラと悪いキャラが混在。あと統一感が欲しい。)
総合:6(凡百のギャルゲーとして5点。しかし、親友のアツシは良キャラなので+1点。)
エロゲーガチレビュー第一回。『Cool!』
タイトルから大体解るとおり、強気な女の子が沢山出てくるよ!的エロゲー。
でも実際は案外そうでもない。強気じゃない子もいて、良くも悪くも普通の純愛系エロゲー。
しいて言うなら、凄いサクサクと進むのが特徴。
クライマックス付近で日数がバシバシと飛ばされるギャルゲーはよくあるけど、このゲームは「最初からクライマックスだぜ!」ってぐらい序盤からバシバシ飛ばされる。描写もアッサリ風味で、女の子と仲良くなるのも割とすぐだけど、仲良くなった後の描写はそれなり。
ただ全体的にヤマ無しオチ無しな感じ。
あと、確か序盤の共通ルートは「白バラの騎士に任命されるよう頑張ろう」みたいな話だったと思うんだけど、それをちゃんと追いかけてるのは氷澄ルートだけで、優奈ルートとかは、ほとんどそれを無視してるのが気になった。
中途半端に大筋があるのに、キャラが好き勝手やってしまっているので統一感が感じられない。んで作品全体の印象も軽くなってしまってる気がする。
とにかく、このゲームを一言で表すなら「軽い」。
要所要所は抑えてるから、それほど不満はないんだけど、多分一年後には忘れてしまっているゲーム。
でも、友人のアツシは中々悪くないキャラだと思う。どのシナリオでも上手く絡んでくるし、彼みたいなサブキャラがしっかりと描けている事は評価したい。
どうでもいいけど個人的に一番気になったのは、一部のCGの画像が立ち絵のキャラクターと違いすぎる事。これどこのビフォーアフターだよ!ってぐらい違う。
キャラ別に感想。
氷澄。
普通のクーデレ。そんなに悪くない。ただ、途中から口調が変わる事でデレを表現したかったのかもしれないけど、こういうキャラが口調崩すと違和感ある。唯一、白バラの騎士就任イベントがあるし、その他のイベント見てもメインっぽい。ただ肝心の白バラの騎士就任の儀式が回想でアッサリ流されるのはどうかと思った。しかも「僕は体育館の壇上でみんなに見られながら白バラの騎士就任式を行った。」+数行程度。
いくらなんでもコレはないだろ!(例の画像 って感じ。
カノン。
実は淫売キャラ。その一点でキャラとシナリオを作ろうとしてる。無理があるだろ。
純。
無抵抗の人間に暴力を振るう空手家。久しぶりに、本気でウンザリするキャラクター造詣を見た。語るに値しない。ライターと共に氏ね。
小夜子。
こういうキャラの造り方がわざとらしいというか、間違えてないか?「ほえ?」だの「はう〜」だの、どうかと思うんだが。
あと攻略中だとスゲー地雷女っぷりなのに、他のシナリオだと指咥えて見てるのが不気味。主人公を刺し殺しそうなもんだが。
そして一番感じたのは、ぶっちゃけこのキャラ、このエロゲーに出てくる必然性ないと思う。『強気な娘ばかりだと飽きるだろうから、こういうデレデレキャラも入れておこう』みたいな裏が透けて見える。正に『作った萌え』。
駄目です。これでは全く萌えません。
優奈。
ライターの人はこのキャラを一番書きたかったのかなと思う。
唯一ヤマがあるシナリオで、まぁそんなに悪くない。病気持ちってのはありきたりかもしれんけど、それでも眼が見えなくなるシーンは少し切なかった。
しかし、その後の結末に至るのが神速すぎて感動もクソもない。本当、軽い。
キャラ自体は割と好きかもしれない。
ただ、おっぱいキャラでおっぱいどうこう言う会話もあるのに肝心のおっぱいを活用したエロシーンが無いのはどうかと思う。
おまけ
アツシ。
唯一マトモなキャラ。彼がいなかったら絶望して死んでた。
あと「気持ち悪!」って言い方が某氏まんまで噴いた。
主人公。
一人称「僕」っていうのがあんまり好きじゃない。
それと中盤でいきなり微妙な顔出すな。ビックリするだろうが。
で、点数。
システム:6(及第点。)
シナリオ:5(ただ一言。軽い。)
キャラ:5(悪くないキャラと悪いキャラが混在。あと統一感が欲しい。)
総合:6(凡百のギャルゲーとして5点。しかし、親友のアツシは良キャラなので+1点。)
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