アニメ評

2005年4月25日
9点-AIR

AIR。
前期No.1。だって仕方ないじゃないか!(種風に)
冗談は置いといて。クオリティの高さは2004年度でもトップクラスかな。
元がノベルなので、やはり自分のイメージとズレる部分もあったけど
そう来たか!と目を見張る所もアリ。「動く事」が面白かったし、意味があった。
それだけで十分。人によっては原作以上かもね。
勘違いしてる人がいたら嫌だから書いておきますが、
私は鍵オタだから騒いだワケではなく、1話のデキが良かったから騒いだんですよ。
まぁつまりはそういう事。

8点-スクラン、巌窟王

スクラン。
コマに細かい動きを詰めるなど、元々アニメ化しやすい所があったと思うんですが
それにしても頑張った方だと思うんで文句はありません。
天満x烏丸はやはり無理があると思うけれども・・・原作の割には良かった、かな。

巌窟王。
オサレ&ハッタリ大好きなGONZOが上手く機能していたと思う。中盤特に。
ただ後半、『決闘』や『さよならユージェニー』は、ストーリー的には必要な事で
面白いんだけれど、「それ以上」に昇華できなかった気がして残念かな。
それも全部ひっ包めて、GONZOクオリティって感じ。
ある意味、一話のデキを良い意味でも悪い意味でも保った気もする。
物語の主人公アルベール、復讐劇の主人公モンテクリスト伯に加えて
設定部の主人公として「巌窟王」って存在がいた事や、序盤からアンドレアの伏線が
張ってある事を考えれば、一気に見直すと面白いのかも。

7点-BLEACH、BECK、ガルブラ、マジレン、響鬼、まほらば

BECK。
元の話が面白いから、それに救われた感じ。
音楽を実際に音楽として表現してしまう事は、賛否両論あるだろうけど
個人的には悪くなかった。

ガルブラ。
こういうアニメでもちゃんと作っていれば、これぐらいの点数はつけていいと思う。
むしろクオリティさえ保っていれば、こういう作品の方が点数つけやすいなぁ。
嫌いじゃないよ。

6点-砂ぼうず、TACTICS、ジャぱん、舞-HIME、女神様

砂ぼうず。
原作独特の雰囲気も、アニメだとややチグハグな感じを受けてしまった。
アニメ化の仕方を間違えたかなぁ。特に中盤は辛い。

TACTICS。
クオリティは悪くないけど、話が淡々としてる割にオチが掴みづらく見ていて何とも。
後半の展開も「そんなんでいいの?」感が。頼光の目的にはお茶吹いた。
変にキャラ萌え的要素(主に男同士のな)もあったせいか、のめり込めなかった。
しいて言うならヨーコは可愛い。まぁ、貶すほど悪い作品でもなかったかな。

舞-HIME
脚本、というか構成力は最悪クラスだろコレ。
「かんにんな」は前期トップクラスの迷台詞。
「燃えと萌えの融合」なんて製作側が謳う作品は信じてはいけないと思う。

5点-ネギま、ゼノサーガ、種デス

ゼノサーガ。
よくない原作付きの見本だと思う。オリジナル展開が面白くない。
一部のキャラを持ち上げ、一部のキャラの意味を殺してるのも好きじゃない。
そのくせ中途半端に原作のエピソードもつまみ食いするため、勢いが無い。
戦闘シーンは最初と最後だけ頑張った。

4点-ジンキ、カナン

ジンキ。
何やりたかったんでしょうねコレ。
話はオリジナル展開で迷走。エルニィとか何のためにいたんだろう。
ワケが解らない内に青葉が再登場したと思ったら「色々ありました」で流されるし。
色々ってなんだよ!最終話も似たような台詞ありましたね。
2作品が上手くクロスオーバーすれば面白かったろうけど、
それができないなら最初から1作品で作った方が良かった。
「to be extend・・・」は消化しきれなかった要素を
誤魔化すためにつけたんだろうなぁ。ギャグにしかなってないけど。
ロボットアニメとしてもほとばしったり、声優のチョイスもズレてる感が。
それとさ、ただつまらないならまだしも、
「全てのロボットアニメは道を譲れ!」とかOPでガンダムのオマージュとか・・・
この程度の作品でそれはさ、おこがましいよ。嫌悪感すら持ってしまう。
紫葉はエロ可愛かったね。それぐらい。

カナン。
前期ワースト作品。
まず狙いが解らない。最近ありがちな魔女っ子モノだが、
『ナースウィッチ小麦ちゃん』のようにパロディや萌えに走るワケでもなく
『リリカルなのは』のように独自路線のガチ話をやるワケでもない。
一応ストーリーはあるのだが、投げてる部分が多すぎる。
最終戦で死んだパートナーが唐突に復活したと思ったら
「何故生き返ったのかは私にも解りません。おそらく奇跡でしょう」。
・・・脚本家はそれでまとめたつもりなのか。某姫に通ずるものがありますね。
そして戦闘がつまらない。戦闘を通してのストーリー進展に乏しく、
ザコ戦においては何の教訓も無い。かといって、戦闘自体が面白いワケでもない。
ていうかビームを撃つだけ。びー。種だってもう少し頑張ってビーム撃つよ。
後半は唐突に剣を持ち出すが、やっぱり一撃。ぶーん、ざしゅっ。種だって(ry
ライバルはライバルで、主人公の戦い方を罵るくせに自分もビーム撃つだけ。びー。
しかも弱いし。最終回付近では存在も無視される。スタッフは奈々たんに謝れよ。
戦闘時に特別セクシーシーンがあるワケでもないしなぁ。
「セクシーシーン」なんて言葉用いてこんな夜中にアニメ評してる
自分が面白くなってきた。

キャラデザはともかく、作画が良いワケでもないので日常パートも微妙。
あーもう面倒になってきたんで最後に一言だけ。クソアニメ。

まぁそんな感じ。意外と無難なんじゃないの?
前期のエロゲ原作は二つで、それがベストとワーストってのは面白いですネ。
文句がある人は、自分なりのアニメ評書いてみて下さい。
お前のガチ度を見せてみろ!

おまけ。
迷台詞ランキング

1、「おそらく奇跡でしょう」(まじかるカナン)
2、「かんにんな」(舞-HIME)
3、「色々ありました」「to be extend...」(ジンキ)

投げてる感じが高ければ高いほど高ポイント。

あー疲れた。上質は本当に書くんだろうな・・・

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